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こんにちは。
住宅・リフォーム営業部の井上です。
本日は、断熱材の耐久性について触れたいと思います。
現在、日本では鉱物系や石油系、自然素材系など様々な断熱材が使われております。
それらを大きくわけると石油(プラスチック)系断熱材と繊維系断熱材に大別されます。

では、それらにはどのような違いがあるか…
断熱効果を発揮する仕組みに着目すると、
石油系断熱材は、CO₂などのガスが断熱材の隙間に入って断熱効果を発揮しており、
繊維系断熱材は、空気が入っております。
石油系の断熱材は、繊維系断熱材に比べ熱伝導率(熱の通しやすさ)が小さい(断熱性能が高い)ですが、
だんだんと揮発していく性質があるため、製造後からゆっくりと性能が落ちていきます。
そのため、新築時に計算した断熱性能が何十年後かには、数値通りに発揮されないということが起きてきます。
一方、繊維系断熱材は大気に存在している空気のため、湿気で濡れない限り何十年でも性能を保持します。
そのため、大野建設では繊維系断熱材のデコスセルロースファイバーを使用しており、
断熱材が濡れないように(壁内結露をしないように)さまざまな工夫をしております。
詳しくは、ぜひ大野建設の展示場でお伝えさせていただきます。
住宅・リフォーム営業部
井上
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