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「笠取山」は、埼玉県と山梨県の境に位置する標高1,953mの山梨百名山に選定されている山です。
山頂の南斜面の山林一帯は多摩川の水源地として、東京都水道局が管理する水源林にもなっています。
また、近くには「小さな分水嶺」と呼ばれる場所もあり、ここは山梨県山梨市、甲州市、埼玉県秩父市の境となっていると同時に、それぞれ笛吹川(富士川の支流)、多摩川、荒川へと流れて行く分水嶺となっているのです。
登山道も整備されていて各方面から登ることが出来ます。
私が歩いたのは、山梨県側の作場平登山口から笠取山を経由して唐松尾山へと歩く周回コース。約8時間、17.4kmの山歩きでした。
視界が広がる尾根道では、富士山とどこまでも続く奥秩父の山並みを眺めながら歩くことが出来ます。
上の写真は、登山道から望む雲海の向こうにそびえる富士山。
下の写真は、笠取山山頂から望む雄大な風景と、小さな分水嶺に建つそれぞれの川名が彫られた石碑。向こう側には荒川と彫られています。
一滴の雫は、集まりながら渓谷となり、大きな川となり、人々の生活を潤しながら海へと流れて行きます。
本社設計室兼リフォーム 奥野進一
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