スタッフブログ

blog

八ヶ岳連峰最高峰「赤岳」

赤岳(標高2,899m)」は、八ヶ岳連峰の最高峰の山です。

日本百名山に選定されている八ヶ岳ですが、「八ヶ岳」という山頂はなく、一般的にこの最高峰の「赤岳」を日本百名山としています。

「赤岳」という名の通り、その山肌は酸化鉄に由来する赤茶けた色をしていて、ゴツゴツした岩が多く、荒々しい雰囲気を醸しだしています。

私が登ったのは、観光地として有名な清里を起点とするルート。

美し森から「真教寺尾根」と呼ばれる尾根筋を登り、下山は一本隣にある「県界尾根」を通り美し森に戻りました。

歩き始めはなだらかな尾根道ですが、山頂直下は岩場と鎖場が連続するため「八ヶ岳の最難関コース」とも呼ばれています。

さらに山頂までの標高差は約1,500m。途中に山小屋や避難小屋、水場もないため周到な準備が必要です。もちろんヘルメットも必携です。

上の写真は、美し森展望台付近で出逢った朝焼け。

下の写真は、雲海の中に浮かぶ富士山と赤岳山頂に建つ祠群。立っていられないような強風が吹いていました。

そして、山頂直下に現れるほぼ垂直の岩場に設置されている鎖場。登り下り共にこのような個所が連続します。

(実歩行タイム 8時間46分 14.4km 標高差1,530m)

 

 本社設計室兼リフォーム 奥野進一

ご意見ご感想はこちらまで