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「庚申山(こうしんざん、標高1,892m)」は、日光市(旧足尾町)にある、古くから信仰の山として崇められた山です。
また、登山口である銀山平は、かつて足尾銅山隆盛時に銅の精錬のための木材集積地でもありました。
登山口から4キロ程の林道を歩くと一の鳥居が現れ、ここから庚申講の丁目石、伝説の残る鏡岩、夫婦蛙岩、仁王門など名前の付いた岩が現れます。
さらに頂上直下には、ロープ、鎖、鉄梯子があり、ここを超えるとようやく庚申山山頂へと辿り着きます。
眺望はありませんが、少し先に歩くと展望スポットがあります。
この登山コースのすごい所は、ここがゴールではないこと。ここからさらに日本百名山の「皇海山(すかいさん 標高2,144m)」へと続きます。
皇海山まで行くと標準タイムで往復14時間以上、まさに強者のコースと言えます。(庚申山往復は約6時間)
下の写真は、通過に注意が必要な鉄梯子と水がきれいな沢。
上の写真は、展望スポットから望む雄大にそびえる皇海山。また来ることを誓いました。
本社設計室兼リフォーム 奥野進一
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