スタッフブログ
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先日、私が設計担当のお住まいの上棟作業を行いました。
この日は、年に数日しかない最上の吉日とされる「天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)」
天候にも恵まれ、無事に上棟となり、ささやかながら上棟式も執り行いました。
またこの日は、4月から当社で大工修行をしているドイツ人のヤニスさんも作業に参加。機敏な動きでお手伝いをしていました。
この修行は、中世から続くドイツの伝統的制度「ヴァルツ(放浪の旅)」によるもの。
若手職人が世界を旅しながら技術を習得すると共に、旅を通じて風土や文化の違う場所で異なる技術や仕事の仕方、考え方を学び、自分の技能や人間力を高める事を目的としています。
昨年は、2人の「ヴァルツ」の大工さんが当社で修行していきました。
会話は主に翻訳アプリと簡単な英語。そして身振り、手振り。それでも以外とコミュニケーション出来るものです。
「1日で骨組みが組み上がる日本の建築は、とても興味深く貴重な体験でした。」と話していました。
上の写真は、上棟式後の集合写真。
そして下の写真は、ヤニスさんとお世話係をしている内田棟梁。ヤニスさんが着用しているのは「ヴァルツ」の伝統衣装です。
本社設計室兼リフォーム 奥野進一
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