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無垢の木材があたたかい理由

こんにちは!

本日は、「なぜ無垢の木材があたたかく感じるのか」をご紹介いたします。

 

皆さんは無垢の木材と聞くと、どんなイメージを浮かべますか?

なんとなく、「触り心地がよくあたたかい」という印象を持っているのではないかなと思います。

 

では、なぜ無垢の木材はあたたかいのか…

 

それは、 、 、 ずばり!!

木が養分を吸い上げるときの管が関係しているんです!

 

皆さんご存知かと思いますが、植物には養分を根から吸い上げ葉に送る為に細い管が通っています。

そのような仕組みの植物(木)を建材として使う為には、乾燥する必要があります。

その乾燥によって管に空気が入り込み、羽毛布団のように空気が沢山入ってあたたかいという仕組みなんです。

 

一方複合フローリングは、以下の写真にありますように、表面は薄い無垢の木材でその下は合板となります。

合板とは木材をかつら剥きに削り取り、奇数枚の単板を交互に張り合わせて作ります。

その合板の構造上、空気層をつぶしてしまうので断熱効果がなくなってしまい、暖かい日には暑く、寒い日には冷たくなりやすいのです。

 

床材選びのご検討にお役立ていただけましたら幸いです。

突板という複合フローリングです。

 

住宅・リフォーム営業部

井上